秩父札所めぐり二十七番 大渕寺
11月27日
札所27番の大渕寺へ向かいました。
御本尊は聖観世音菩薩さんです。
高さ15mの護国観音さんが
山頂にいる事でも有名です。
こちらが入り口
山門
綺麗な境内
観音延命水です。
観音様の恵みで湧き水が
絶えず出てくるそうです。
なんと一口飲むと33ヶ月長生き出来るとか。
もちろん頂きました( ・∇・)
石段を登って行った所に観音堂があります。
月影堂と呼ばれていて明治、大正と
二度に渡って火災と
再建を繰り返したそうです。
現在のお堂は平成8年に
総檜造りで再建されたとのこと。
秩父霊験記の額絵です。
この観音堂の由緒が描かれています。
こちらにも弘法大師が💁🏻♂️
月影堂から見た秩父市内
本来なら山を登って護国観音さんを
見に行くのですがまた次回に。。。
公式HPの画像の護国観音さん
1935年に建てられたそうです。
こちらは本堂です💁🏻♂️
紅葉がキレイ
大渕寺の御朱印
秩父札所めぐり二十六番 円融寺と岩井堂
11月13日
札所二十六番の円融寺さんに訪れました。
御本尊は聖観世音菩薩さんです。
他に埼玉県の指定文化財の
景清牢破りの絵馬などがあります。
たぶん源頼朝を討とうとして牢に入れられて
豪快に牢破りをした
伝説の悪七兵衛こと藤原景清の事かな?
という事で!
さっそく円融寺の本堂をお参りします🙏
御本尊の聖観世音菩薩さんは
こちらの本堂内に安置されています。
単純にお参りして御朱印を頂くだけなら
これで終わってしまうのですが。。。
実は円融寺の観音様はかつては
この場からしばらく歩いた山中の
岩井堂という清水寺のような
舞台作りの素晴らしいお堂に
安置されていました。
という事でもちろん見にいきます🙋♂️
円融寺の裏手の素晴らしい庭園を眺め
岩井堂へ向かいます。
しばらく歩くと明和電工という会社が
現れるのですが、なんとこの会社の敷地内を
抜けて行くようでビックリ💦💦
岩井堂に向かうには直接向かうルートと
琴平神社など神社を参拝しながら
山の中を歩く二つのルートがあります。
もちろん琴平神社から
向かいます( ✧Д✧) カッ!!
結構長い階段ですが
明和電工の社員さんが昼休みのようで
トレーニングで階段を
往復してる人が居ました。
相撲の土俵
琴平神社を参拝🙏
お弁当を食べてる社員さんも居ました^ ^
会社の中に神社があるって
なんかイイなーー(^ ^)
裏手に行くと祖霊社があります。
祖霊社の脇から
狭い山道に入り登って行きます。
遭難に注意!
しばらく行くと結構な斜面に
金比羅神社が現れます。
参拝🙏
さらに山を歩くと。。。
到着しました!
懸崖造りの観音堂、岩井堂です!
京都の清水寺のような造りになっています。
見て損はない素晴らしいお堂です。
昔はこの岩井堂が六番札所だったようです。
霊験記の額絵です。
おいては祖父の代から信奉して
多くの霊験を受けたと云われてるそうです。
ここに観音様は居ませんのご案内w
さて、岩井堂の見学が終わったところで
さらに奥地に向かいます。
この地は修験場でもあるので
険しい道が続きます。
仏像が現れた!
ドラクエ風w
こちらは江戸時代に奉納された
聖観世音菩薩坐像さん!🙏
修験場です。
修行者が何度も麓から往復して
修行をする場のようです。
見学を終えたところで
帰りはこの階段を降りて麓へ。
古くからある札所の道しるべ
麓に降りると太子堂が現れます🙏
結構体力使ったなー💦
こちらが円融寺の御朱印です。
岩井堂、また見に行こう(^^)
秩父札所巡り 二十五番 久昌寺
続いて25番の久昌寺へ
このお寺にはお地蔵さんの化身と云われる
右の手判を収めたと云われていることから
御手判寺とも呼ばれています。
■山門です。
左右には2体の仁王がおります。
山門を抜けると普通の道路に
そのまま繋がっています。
民家の横を通り観音堂へ
こちらが久昌寺の観音堂
江戸時代の中期に建てられたそうです。
行基の作と云われている聖観世音菩薩さんが
御本尊として安置されています。
霊験記の額絵にはこのお寺の由緒となる話が
描かれています。
その昔、この地の山にこもり欲深く悪行を
重ねていた鬼女を村人たちはなんとかしようと
女を荒川に投げ入れたが一命を取り留め
岩屋に住み着いたとの事。
その後、女子を出産したが親とは似ても似つかない美しい心の持ち主に育ち
母の死後、菩提を弔う為に観音堂を建立し
行基作の観音様を安置したそうだ。
悪人とはいえ、親は親という事でしょうかね。
観音堂の横にある小堂
中には三途の川で服を脱がす脱衣婆の像が。
少し怖い。
納経所は久昌寺の本堂の方にあるので
向かいます。
弁天池の先にあります。時期が良ければ
一度は見てみたいな〜
久昌寺の本堂
本堂の横には弁財天が祀られています。
お金が貯まりますようにお参りをしましたw
こちらが久昌寺の御朱印
秩父札所めぐり二十四番 法泉寺
秩父札所めぐり二十三番 音楽寺
11月6日
最後は音楽寺へ
秩父ミューズパークの敷地内にあるので
北口から入っていざ!
■音楽寺の観音堂
札所を開創した十三権者がこの山の
松風の音を聞いた際に菩薩の奏でる音楽に
感じた事から音楽寺と名付けられたらしい。
御本尊は聖観世音菩薩さん
音楽の名が付いてる事から
CDのヒット祈願に訪れるミュージシャンや
音楽コンクール入賞願いなど音楽を志す人々が
多く訪れるようです。
自分もギターやってるのでお願いしました🙏
■秩父事件で有名な鐘
この音楽寺に集結しこの鐘を乱打して
秩父市内へ突撃して行ったようだ。
■霊験記の額絵
活躍した畠山基國公の家来であった
内山源蔵 氏が老婆より受け取った
音楽寺の守仏の御影を懐に入れ出陣して
戦に勝利した事から後に出家して
観音様を供養したという話が描かれています。
十三権者の石仏があるようなので
行ってみる事に。
巡礼古道である小鹿坂峠を五分程歩きます。
■十三権者の石仏🙏
お地蔵様として安置されています。
慈覚大師がこの地に寺を作り
悩める人々を救いたいと考え、
この山を登り始めた所
遭難して困ってたら小鹿が現れて
案内してくれたという話があるそうです。
なるほど、だから小鹿坂峠ていうのね_φ(・_・
こちらが音楽寺の御朱印
せっかくなんで参拝後は
ミューズパーク内を散歩🚶♂️
丁度、イチョウの木が、
イイ感じになってました^_^
野外音楽ステージ
結構有名どころがライブなどを行なってます。
音楽寺で参拝してから
演奏したのかなー??
音楽堂
映画 空の青さを知る人よの
ワンシーンで出て来た場所。
旅立ちの丘から見た
秩父札所めぐり二十二番 童子堂
11月6日
札所22番の童子堂へ
茅葺き屋根の仁王門
仁王門の左右には珍しい
子供姿の仁王様で
童子仁王と呼ばれています。
こちらが観音堂
御本尊は弘法大師の作と云われる
聖観世音菩薩さん
その昔、子供の間で天然痘が流行った時に
こちらの観音様の霊験により
退散したという事から
子供の病気除けに効くようだ。
細かく彫刻が施されています。
左右の扉には風神雷神の彫刻。
色々と子供にまつわる伝説が残ってる事から
童子堂と呼ばれてるそうな。
霊験記の額絵
とあるお金持ちの長者さんに
旅をしてる僧侶が物乞いをした所、
非常に欲張りだった長者さんは少しも
お恵みを与えなかった為、僧侶の怒りに触れて
息子が犬にされてしまったらしい。
その後、童子堂の観音様に誤ちを認め
祈願をした所、元の姿に戻ったとか。
とげぬき地蔵さん
心身のとげを抜いて健康を
守ってくださるようです🙏
秩父札所めぐり二十一番 観音寺
11月6日
21番の観音寺へ
道路沿いにあるので迷う事なく到着!
観音寺の全景
御本尊は行基が作ったとされる
聖観世音菩薩さんです。
こちらが本堂💁🏻♂️
大正時代に火事で焼失したものの
小鹿野町の廃寺になったお堂を
この地に移築したようです。
なんでも火事の時に御本尊の観音像は
奇跡的に運び出されたとか🙏
昔は矢乃堂と呼ばれていたそうな。
霊験記の額絵には
このお寺の由緒となる話が描かれています。
聖観音像を安置して祀ろうとした時、
悪鬼たちが現れこれを邪魔をしてました。
すると八幡大菩薩が現れ神矢を放って
悪鬼たちを追い払ったという
伝説があるようです!
そして観音寺境内には
現在でも八幡宮が鎮座しております。
松尾芭蕉の句碑
しずかさや岩にしみいる蝉の声
こちらにも六地蔵が!🙏
観音寺の御朱印