秩父札所めぐり二十番 岩之上堂
11月6日
次は二十番 岩之上堂へ
荒川の河川敷沿いにある為、
クルマを止めて徒歩で降ります。
こちらが観音堂💁🏻♂️
周りの木々はそのままに自然を生かした
状態で建てられてる御堂。
崖の下を流れる荒川の音が
また雰囲気が良いです^_^
岩之上堂には僧侶が居らず
なんと歴史ある旧家である内田家の
個人所有との事。
豊臣連合軍と戦い敗戦後は
秩父に戻り代々、堂守として
現在まで歴史を受け継いでいるようです。
御本尊は聖観世音菩薩で
藤原時代の逸品です🙏
戦乱の世には荒廃して
この観音様だけが崖の上にポツンと置かれてる
だけの時期もあったようです。
それを再建した内田家の功績は
素晴らしいものがあります🙏
霊験記の額絵には
里人が母の看病で荒川を渡ろうとしたが
船が無くて困ってる所に
子供に姿を変えた観音様が小舟に乗って
助けに来てくれた場面を表しています。
御朱印です。
岩之上堂は内田家の敷地内でもあるので
内田家の設けた納経所で頂きます^_^
秩父札所めぐり 十九番 龍石寺
11月6日
最初に訪れたのは
十九番の龍石寺です。
近くには秩父橋がありますよ^_^
こちらが本堂💁🏻♂️
室町時代の作と云われている
御本尊の千手観世音菩薩さんが
中に安置されています。
この様に荒川の浸食で露出した
大きな岩盤の上に御堂が建っています。
女性の厄除けで有名なようで
19歳と33歳の時の厄除け祈願で訪れると
良いようですよー^_^
三途婆堂です💁🏻♂️
中には三途の川で死者の服をはぎとる
奪衣婆の座像がおられます。
なんとなく怖いイメージがあるけど
子どもの病気を治してくれる
子育て婆さんと呼ばれてるそうな
霊験記の額絵
秩父で飢饉があった時に
この地で弘法大師が祈祷をしたところ、
地面の磐石が真っ二つに割れて
龍雲が立ちのぼり、雨が降って
草木や生命が蘇り大豊作になったとか
フムフム🤔
龍石寺の御朱印
秩父札所めぐり 十八番 神門寺
10月30日のラストは十八番の神門寺です。
秩父の中心街を少し抜けた国道140号沿いにあるので比較的分かりやすいかも。
元々、この地には神社が鎮座していた事から
神門寺と言うと名になったようです。
こちらが観音堂
御本尊は聖観世音菩薩です。
このお堂の裏は回廊になっていて
中に入ると大日如来さんや
虚空蔵菩薩さんなどの仏像が
安置されています。
霊験記の額絵には
神門寺の創建時の物語が描かれています。
この地の里人が神社が荒廃してしまったのを
なんとかしようて神様に尋ねた所、
巫女を通じて「寺にせよ。」とのお告げがあり
建てられたそうです。
かつては今宮坊に属して
修験寺としてかなり栄えたらしい。
この御詠歌の額は江戸末期の芸術家で
秩父出身である森玄黄斎による物との事
こちらが神門寺の御朱印です。
秩父札所めぐり 十七番 定林寺
10月30日の次は十七番 定林寺です。
クルマで看板通りに行ったら
この先は徒歩でしか入れませんの案内が💦
グルグル回ってやっと駐車場発見😅
駐車場から民家の間を抜けて到着!
てか初めて来たのに
どっかで見たような。。。
これか!これだわ!
自分で気がつかないうちに聖地巡礼を
していたようです😁
という事で気を取り直して参拝🙏
こちらが観音堂になります。
実は1488年時の札所番付では定林寺は
一番札所だったようです。
御本尊は十一面観世音菩薩さん
このお寺には平将門の子孫であると
云われている壬生良門のかつての
家臣、林太郎定元のお墓があるとの事。
不覚にも場所は確認しませんでした💦
定林寺の名の元にもなってるようです。
県の文化財の鐘楼
西国、坂東、秩父の
日本百観音像が浮き彫りになってます。
こちらが定林寺の御朱印です。
あの花のポスターやら
絵馬なんかもありましたよー^_^
秩父札所めぐり 十六番 西光寺
10月30日
札所十六番の西光寺に訪れました。
ここは関東八十八霊場の
特別霊場でもあるようです。
いざ山門💁🏻♂️
こちらが本堂
御本尊は千手観世音菩薩で
行基の作と云われているそうです。
1710年江戸時代建造の古いお堂
札堂です。
なんでも本堂が建造される前は
観音堂だったようで現存する
秩父札所最古のお堂との事
昔はこのお堂に木の納札を
クギで打ち付けて参拝の証としていたようで
無数のクギの跡が!
秩父札所の歴史が垣間見えます。
なんと秩父札所はじまりの
1234年からあるらしいです!
本堂の横にある回廊堂
お遍路さんで有名な
四国八十八霊場の御本尊の仏像が
ズラ〜っと88体並んでいます!
これは必見です!中は写真禁止ですよ(^ ^)
かつて秩父夜祭の山車に使われていた車輪
招福 酒樽大黒
名前の通り酒樽だったようで
30年分の酒が入るようです。
今は大黒様が中にいます(^^)
西光寺の御朱印です。