茨城県 国王神社 平将門 終焉の地
8月16日
続いて平将門公の終焉の地として知られる
国王神社に訪れました。
関東一帯を制覇し新皇を名乗った後に
朝廷から朝敵とされ
矢に打たれ討死したとされる地に建つ神社です。
この神社は将門の三女、如蔵尼が
この地に庵を建てたのが国王神社の始まり、
創建と伝えられています。
この神社は普段は無人ですが
地域住民や氏子さん達に
手厚く保護されているようで
参道も綺麗にホウキで掃かれた跡があります。
恐らく毎日の様に
お掃除されているのでしょうね^_^
狛犬さん
拝殿です。
御祭神は平将門公
三女の如蔵尼が父を思い作ったとされる
将門の木造が御神体です。
拝殿の中を覗くと木造の写真が飾られて居ます。
江戸時代には一度は武神として評価され
御祭神とされたもの明治に天皇の時代になると
再び朝敵として御祭神から外されたという歴史があります。
実際の将門は弱者の味方で
民と共に大地を耕したような人物とのことで
農民をただの奴隷のようにしか
扱わなかった当時の政府である朝廷に
対して坂東武者を率いて戦いを挑んだ
英雄とされています。
ある意味、日本の歴史上初の革命家とも
言えるかもしれませんね^_^
将門公の名がある石碑
それまで怨霊やら魔王のような扱いを受けていた誤解が解けたのは割と最近の話しで
御朱印はお祭りが行われる時に頂けるようです。
東京には首塚がありますが
この近くの延命院という寺院に胴塚があります。
時間ある時にまた訪れようと思います。